ワークライフバランスが叫ばれる昨今、
少しずつですが、一つの会社でもライフステージの変化に合わせて
働き続けるということが叶うようになってきました。
ただ、結婚・出産・子育や転居・介護と環境が変わるとともに
転職をせざるを得ない方が多いのもまだまだ現実。
特に女性はそういった方が多いのではないでしょうか。
そのような時に、ご自身のツテだと断りにくい、辞めにくい、
直接の応募では条件等の交渉がしにくいといった理由から、
私たちのような人材紹介会社を利用される方も年々増えています。
▼紹介会社を選ぶのも転職活動のひとつ
それぞれの人材紹介会社・担当者には得意・不得意や、
懇意にしている法人に違いがあり、
少なくとも2~3社の人材紹介会社を利用したほうが良いと言われています。
ただ、弊社の担当者にとっては、
他の人材紹介会社との競争に時間を割くよりは、
担当させていただいた医師・薬剤師の方としっかりと向き合い、
考え方や状況・環境を把握と理解をしながら二人三脚で一緒に転職活動を進めたいというのが本音です。
そういった意味でも、紹介会社や担当者を選ぶのももはや転職活動のひとつとも言えます。
各人材紹介会社は、「求人の多さ」や「交渉力の強さ」など
様々な強みをあげています。
そのような中から「コレ」という人材紹介会社や担当者を
どう選んでよいものか、悩むところかと思います。
弊社にも、過去に”別の”人材紹介会社を通して転職をされた経験がある方が
ご登録いただくことが多いです。
そんな方々に「なぜ、以前の人材紹介会社を利用されないのか?」伺ってみると、
『せっかく紹介してもらった手前辞めることが申し訳なくて』という理由が多いものの、
中には、「説明不足や確認不足から入職前に聞いていた話と違う」や、
「強引に面接を進められた」といった、残念なお話を聞くこともあります。
そんな残念な理由で転職を繰り返すことがないよう、
人材紹介会社、担当者はしっかりと選ばなければなりません。
▼キャリアコンサルタントが国家資格化されたことをご存知でしょうか
2016年4月の職業能力開発促進法の改正に伴い、
就職希望者や労働者の方が、今まで以上に安心して職業の選択や、
職業生活設計、職業能力の開発・向上などの相談を行うことができるよう、
キャリアコンサルタントが国家資格となりました。
キャリアコンサルタントは知識や技能のアップデートや
守秘義務・信用失墜行為の禁止義務を課されており、
また、「名称独占資格」であることから国家資格を保有していない者は、
「キャリアコンサルタント」と名乗ることができなくなりました。
その結果、これまで担当者を「キャリアコンサルタント」と呼んでいた多くの人材紹介会社は、
国家資格非保有者については、「アドバイザー」や「コンシェルジュ」などの名称に
変更をしたという経緯があります。
▼キャリアコンサルタント国家資格保有者で人材紹介会社や担当者を選ぶ
キャリアコンサルタントの国家試験では、
技術や知識を問う筆記試験とともに、
転職希望者とのカウンセリングを想定した実技試験もあり、
ともに一定水準に達しなければ合格することはできません。
合格率は50%程度。
ただ、豊富な実務経験や認定機関での数ヶ月に及ぶ講習受講が受験資格になっており、
決してハードルは低くはありません。
もちろん、国家資格を持っていれば無条件で良いというわけではありませんが、
少なくともキャリアについての理論や事例を体系的に学んでいること、
それを「知っている」ことと「知らない」ことでは大きな差があると思います。
キャリアコンサルタントが持つ豊富な知見の中から、
ご自身も気づいていないようなご希望や思いを言語化し、
叶うような求人を見つけることができるかもしれません。
また、キャリアコンサルタントは守秘義務・信用失墜行為の禁止についても
学び、義務づけられており、安心してサポートをお願いできます。
キャリアコンサルタント国家資格保有者かどうかの観点から
紹介会社や担当者を選んでみるのもいかがでしょうか?
弊社は国家資格キャリアコンサルタント保有者が多数在籍。
転職活動のお手伝い以外にも、キャリアカウンセリングのみでも対応可能です。
どうぞお気軽にお問い合わせください。