「退職理由」と「転職理由」って同じでしょうか？
転職の際の面接で、退職理由や転職理由を聞かれたら
皆さんはどのように答えますか？
退職理由では、
「他にやりたい仕事がある」「勤務先の将来性に不安がある」
「現在の給与に不満がある」「残業や休日関連」などが、
上位にくるのではないでしょうか。
それでは、
挙げられた退職理由と転職理由は一致しますでしょうか？
私は、退職理由と転職理由は完全には一致しないと考えています。
また私も立場上、採用面接をしますが、
「仕事において何を重視しているのか」「仕事に責任感を持って取り組めそうか」
「仕事に対しての熱意や意気込みがありそうか」というような視点で見ており、
これを踏まえても、退職理由と転職理由が一致していなくても、
個人的には問題ないように感じています。
もちろん、退職理由から起因する転職理由もあると思います。
ただ、退職理由はどうしてもネガティブな理由になりがちです。
その際は、
「仕事において重視している○○ができないので転職活動を考えました」
という表現よりは、
「仕事において重視している○○ができる環境を求めて転職を考えています」
とするだけでもポジティブに感じられます。
転職理由についてお話する際は、
【あなたがこれから仕事で何をしたいのか】を軸にすることを意識してみませんか。
自分の軸をしっかりと持っていれば、その仕事に取り組むための熱意なども持てるでしょうし、
面接官にも伝わりやすいと思います。
またそうすることで、面接時に自分の本音で受け答えすることが出来ますよね。
本音で面接に臨むことで、入職後のギャップも軽減できるかもしれません。
