本日は医療機関より最近よくお問い合わせ頂く「ある事」について、お話を致します。
1.「後継者がいない」
弊社では、転職支援サービスのほかにも、
クリニックや薬局の新規・承継開業支援のサービスも行っております。
開業を希望される先生方にとって承継による開業は、
開業費用が抑えられる、すでに一定の患者様がついているというメリットがあり、
以前よりお問い合わせを頂いておりました。
一方で、最近よく頂戴するのは、
開業をされている院長先生より、自身は引退を考えているが、
【後継者がいないから】という理由で譲渡を検討している、というお問い合わせです。
ご自身のご子息やご令嬢が医師であっても、
必ずしも跡を継ぐわけではなく、ご専門が異なったり、
すでに違う地域で開業していたりというケースも意外に多いようです。
2.「第2の人生を謳歌したい」
また、医院の譲渡のお話を院長の奥様からいただくことも増えてきました。
ご主人である院長先生が年を重ねるにつれ体力的に厳しくなっているので、
そろそろ引退してもらい、自分の趣味の時間をもったり、
家族の時間を大切にしてもらいたい、というお話をされます。
こういった経緯で譲渡や承継をお考えの医院は、
誰でもいいからというわけではなく、自分も地域の患者様のためにがんばってきたので、
同じように今後も地域の医療を支えて下さる医師に継いでほしい、
という想いがとても強いと感じます。
弊社の承継開業支援のテーマは「想いをつなぐ」です。
院長先生の「想い」を承継される先生に「つなぐ」お手伝いができれば、
きっと院長先生にとっても、承継をされる先生にとっても、
そして地域の患者様にとってもより良い選択になると考えております。