開業を希望される薬剤師の方の想いとは?
わたくしごとで恐縮ですが、この春に、
医師・薬剤師の方の開業支援と、病医院・薬局の譲渡支援を行う部署に異動となり、
開業希望の医師・薬剤師の方とお会いする機会を多数いただいています。
その際、開業するにあたってのご希望の条件の他に
「どうして開業をしたいのか」という、開業に対する”想い”を必ず伺うようにしています。
今回は、先日お会いした薬剤師の方より伺った「開業を志した理由」を
ご紹介いたします。
■20代・男性・薬剤師
元々ご実家が家業をされており、
その影響から、薬学生の時からぼんやりと開業をお考えだったとのこと。
ドラッグストアと調剤薬局で経験を積んでいく中で、
現在の薬局の体制に違和感を覚えるようになったそうです。
「今の薬局は単に”薬をもらうところ”になっている。」
スピードを重視し、本当に薬の説明を聞きたい人も聞くことができない状況・・・
もちろんスピードを求めることも大切。
でも、医療人として、患者様が医療についてなにかわからないことがあれば
気軽に頼っていただける存在になりたい。
患者様のことだけでなく、その方の家族や家庭環境を理解したうえで
服薬指導をしていく、そんな薬局を経営したい。
雇われて働いているだけでは、なかなか自分が理想とする薬局にはできない。
それであれば、開業をしてそれを実現し、地域に貢献していきたい。
ーそんな開業に対する想いを熱っぽくお話して下さったことが、非常に印象的でした。
その方は今では立派な経営者として、理想の薬局を作るために奮闘されています。
CBキャリアでは売り手、買手、双方の想いを伺い、
「想いつなげる」お手伝いをしております。
ご自身の理想の薬局像を実現したいという方、
開業を一つの選択肢として考えてみるのはいかがでしょうか。
精一杯、お手伝いをさせていただきます。