転職の際の「年金の変更手続き」行っていますか?
意外と知らない年金のアレコレ。
転職をする前にも、必ず確認をしたいですね。
例えば、在職中の税金等の納付については会社が行ってくれています。
そして、退職してからすぐに次の職場へ就職される場合は、
特段手続きは必要ありませんが、退職をしてから期間が開く場合は、
自身で納付する必要がありますので注意が必要です。
そのため、退職から期間が開く際は、
「厚生年金」から「国民年金」への切り替えが必要です。
手続きを怠ると、知らぬ間に「未納」の月が発生することになります。
実際に、直近1年で未納の月があると、
障害年金・遺族基礎年金が受給できないなどのケースもあります。
何が起こるか分からない人生ですから、
たとえ短い期間でも、次の転職先への入職まで期間が開く場合は、
国民年金への切り替えをおすすめします。
また、更に具体的にお話をすると、
年金は「月末」に所属していた会社から納付されるシステムです。
そのため、10月であれば「31日」まで会社に所属していれば
自動的に納付をされています。
しかし、「30日」に退職をした場合、
この月に関しては、自身で年金を収める必要があります。
たった1日ですが、大きな違いですね。
ですので、月の途中で退職をする場合は、
市区町村役所・役場の国民年金窓口に行って手続きを行う必要があります。
手続き期間は、退職後から14日以内です。
その際、離職票や本人確認書類が必要となりますので
事前に準備物も確認しましょう。
また、保険料は全国の銀行でも支払うことが可能ですし、
口座振替やクレジットカードでの支払いも出来ます。
転職活動期間や休職期間での年金の納付が難しい方にとっては、
特例にて一定期間の免除制度などもあります。
ついつい忘れてしまいがちな年金の手続きですが、
未納の月を発生させないためにも
転職される際は、早めの手続きをオススメします。