CAREER ADVISOR COLUMN

キャリアアドバイザーコラム

「海外で働きたい」と思ったら、選択肢を広げよう

キャリアのご相談を受けるなかで、
「海外に興味がある」という薬剤師の方は一定数いらっしゃいます。

・海外の医療に興味がある
・海外での生活に憧れている
・英語などの外国語を活かしたい

さまざまな理由がありますが、
海外で活躍できることはとても貴重な経験。
今後の自身のキャリア決定においても、とても重要な出来事になるでしょう。

しかし、実際に興味があるだけで、
なかなか実行に移せていない方が多いという印象です。

理由は、
やはり「薬剤師として海外で働くことは難しいから」だと思います。

日本の薬剤師資格のまま、海外で勤務することは難しく、
再度、その国の資格試験などを受ける必要があります。

また、語学力に関しても高いレベルが求められ、
TOFELテストが550~600点以上必要とも言われています。

海外での勤務に興味はあるものの、
ハードルが高すぎて、なかなか計画が進まない・・・
という方も多いと思います。

私はそのよう方には、
「海外研修を行っている企業へ転職する」という
選択肢をご案内しています。

最近は大手企業のみならず、地場の中小調剤薬局でも、
海外研修の取り組みをされている場合があります。

期間は1週間~1ヶ月とさまざまで、
対象の国もアメリカやヨーロッパなどバラエティに富んでいます。

海外での勤務に興味を持った際、いきなり「海外で働く」ということをゴールにせず、
「海外研修に行く」ことを目標に行動を起こすことも
ひとつの手段かもしれませんね。


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