転職(change jobs)で得るもの、失うもの
転職をする理由。きっと、人それぞれです。
今の職場に不満があるから…。キャリアアップを目指したいから…。
ご転職のサポートをしていると、皆さまの熱い想いに触れる機会がたくさんあります。
十人十色の想いがありますが、共通していることは
「手に入れたい未来がある」ということです。
その「未来」を手に入れるため、
わたしたちも全力で、そして、真摯にサポートしたいと思っています。
そして、そのなかで忘れてはいけないことは
転職は何かを「得る」と同時に「失う」ということです。
転職は英語で「change jobs」と表現します。
「change」の語源は「物々交換」。
物々交換では、何かを得るために何かを差し出します。
転職はきっと、望む未来を手に入れることが出来る可能性を持っています。
しかし、残念ながら今ある何かを「失う」可能性があることも現実です。
給与、休日、今までのキャリア、職場の人間関係…
わたし自身、どれも失うことは怖いです。
だからこそ、わたしたちキャリアアドバイザーが存在しています。
転職で「得る」ものばかりをお伝えはしません。
「失う」ものも、しっかり見つめていきましょう。
そして、「失う」リスクを受け入れることが出来た時、
転職への第一歩を踏み出すことができるのではないでしょうか。
「失うものの存在が大きすぎる」と感じるのであれば転職はお勧めしません。
きっと、心にぽっかり穴が開くような転職になってしまいます。
転職を考えた時は、少し立ち止まって、深呼吸をして、
「転職をしない選択肢」も一緒に考えてみませんか?