CAREER ADVISOR COLUMN

キャリアアドバイザーコラム

薬剤師のキャリアプランとは

キャリアを考える

自分自身のキャリアプランについて考えたことはありますか?

キャリアプランとは、
「どのような経験を積んでいきたいか?」
「将来どんな仕事をしたいか?」
長期的に将来を見据えた目標を持ち、それを実現するために計画をたてることです。

キャリアプランを描くことで目標や実現するための行動が明確化でき、
仕事に対するモチベーションが上がることも期待できます。

それでは、薬剤師の方々にはどんな「キャリアプラン」があるのか見ていきましょう。

◎マネジメント
一般的に調剤薬局やドラッグストアでは、
以下のようなキャリアアップを目指すことができます。

一般薬剤師⇒管理薬剤師/店長⇒エリアマネージャー⇒役員

管理薬剤師は現場の責任者として、ヒト・モノ・カネのマネジメントが必要になります。
薬剤師経験はもちろんですが、人材育成能力や経営能力、クレーム対応能力などが求められます。
また会社によって管理薬剤師に任される仕事の範囲や内容が異なります。
転職活動時には、管理薬剤師になった場合、どこまで経験できるのか、
業務範囲や求められることも事前に確認が必要です。

更なるステップアップを目指す方は、エリアマネージャーというポジションがあります。
複数店舗を統括するマネージャーとなりますので、
会社の規模によってこのポジションを目指せるかどうかも変わってきます。
1人のエリアマネージャーが任される店舗数はどのぐらいなのかも要チェックです。

◎スペシャリスト
薬のスペシャリストとして薬剤師の専門性を高めていくこともキャリアプランのひとつです。
例えば、在宅医療や漢方、糖尿病、小児科、がん、など、
専門分野でのスペシャリストを目指していくことも可能です。
病院・調剤薬局など働く場所によって取得ができる資格は異なりますが、
「がん薬物療法認定薬剤師」「小児薬物療法認定薬剤師」
「漢方・生薬認定薬剤師」「在宅両方支援認定薬剤師」
など、資格取得を目指すこともできます。

◎本部勤務
調剤薬局やドラッグストアでは現場だけではなく、
本部(本社)業務で活躍する薬剤師の方々もいらっしゃいます。
本部では、人事(採用・教育)・経営企画・店舗開発・商品開発・バイヤー、
など他にも多岐に渡る業務があります。

◎独立開業を目指す
「いつかは自分の薬局を持ちたい」そんな想いをお持ちの方々も多くいらっしゃいます。
独立開業を目指すために、
・経営ノウハウが学べる環境
・独立支援制度のある会社
など、将来の独立に向けてメリットのある職場を選択することも可能です。

もちろん上記が全てではありません。
あなたがやりたいこと、目指すこと、それがキャリアプランになります。

長期的な視点でどんな仕事人生を描いていきたいのか、
ぜひ立ち止まって考えてみてください。

きっと今の職場で何をすべきか、転職先としてどういった職場を選ぶべきか、
あなたの目指す場所が明確になると思います。


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