内定を勝ち取るために、事前準備は抜かりなく!
他の職種に比べると、薬剤師の転職市場は有効求人倍率が高く、
まだまだ、求人数が多いと言われる業界です。
しかしながら、数年前に比べ、面接で不採用になるケースが増えてきているのも事実。
応募先を絞り、面接日時が決定したら、しっかりと面接の対策を立てる必要があります。
では、面接日までにどのような準備をしておくべきなのか?
今回は「面接までに準備していただきたいこと」についてお話をさせていただきます。
(1) 応募する会社のことを知る
・どんな展開をしている会社なのか?
・会社の特徴は?
・どんな医療体制の病院なのか?
・地域での役割や立ち位置は?
などの情報は、応募先のホームページからも情報を得ることができます。
「理念」はもちろんですが、
代表者挨拶などからも会社の方向性や考え方を知ることができますし、
ホームページの他には、私たちのようなキャリアコンサルタントから
情報を聞くこともひとつの手段です。
何も調べずに面接に行くと、当然、面接官は、
「そんなことも知らずに応募してきたのかな?」
「なぜ当社を志望したのだろう?」と疑問を抱いてしまいます。
事前に知ることができることは最低限、下調べをしてから面接に望みましょう。
(2) 履歴書・職務経歴書を作成する
履歴書は、手書きでもパソコンで作成してもどちらでもOKという応募先が大半です。
空白や誤字脱字がないよう、丁寧に作成しましょう。
また、最近では職務経歴書が必要となる応募先も増えています。
職務経歴書は、履歴書と違って、今まで経験した業務の詳細や診療科目、
仕事における実績など、をより詳しくアピールすることができる書類です。
決まったフォーマットはありませんが、文章量が多くなるため、パソコンで作成する方が一般的です。
ご自身の経験やスキルを棚卸ししながら作成することで、
面接時にアピールできるご自身の強みや過去勤務先の転職理由を整理することも大切です。
また、下調べした情報をもとに、応募先にあわせた志望動機・自己PRを記載するようにしましょう。
(3)応募先への質問事項を準備する
「何か質問はありますか?」面接では、必ず先方から聞かれる質問です。
このとき、何も質問をしないことで、
「当社に興味がない」「志望度が低い」という印象を持たれてしまう可能性もあります。
下調べを行う中で、事前に質問したいことを準備しておきましょう。
業務内容や研修制度など、意欲ややる気が伝わるような質問がベターです。
逆に、条件に関する質問ばかりになってしまうと、印象が悪くなってしまうこともあります。
事前に同席するキャリアコンサルタントと摺り合わせをし、
残業や休日など、ご自身で聞き辛い質問事項は、キャリアコンサルタントを通して確認をしましょう。
たくさんの質問を準備していても、面接ですべて説明されてしまった・・・というケースもあります。
そんなときは、「特にありません」とお応えするよりも、
「〇〇についてお伺いしようと思っておりましたが、
先ほど詳しくご説明いただいたため、その他は特にありません。」
と一言添えてお応えいただくほうが、印象が良くなります。
事前準備を徹底し、面接対策を立てることが、内定を勝ち取る近道になります。
もちろん、お電話や対面での面接対策も行っておりますので、
お気軽に私たちキャリアコンサルタントにご相談ください。