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「週休2日」の落とし穴!?

転職

「週休2日」という言葉だけで安心していませんか?

求人票でよく目にする「週休2日」という言葉。
週休2日と聞くと、皆さまどんな休みの取り方をイメージしますか?

先日お会いした薬剤師の方からお伺いしたお話です。

内定をもらった会社の勤務条件書を見ると、
休日の項目には、「週休2日」と書かれていたそうです。
その方は、「週5日勤務で日曜+他1日休み」だと想像されていましたが、
よくよく詳細を確認してみると、「週6日勤務で日曜+半日×2日休み」との回答。
想像とは全く違う内容だったため、結果、辞退することになり、
再度、転職活動をすることになってしまったと仰っていました。

このように、「週休2日」の定義には特に決まりがなく、曖昧なものです。
どのような種類があるのか、調剤薬局の休日についてお話をさせていただきます。

■祝日を含む、週休2日制
日曜・他1日の週休2日制となります。
週休2日に祝日も含まれるため、祝日がある週は日曜+祝日で週休2日になります。

(例)
例えば、木曜日が普段の固定休だとします。
1週間の内、月曜日が祝日だった場合、
その週の木曜日の固定休はなくなり、日曜+祝日のみのお休みとなります。

年間休日数は、104日~114日程度になります。
(夏季休暇・年末年始休暇などの休暇日数によって前後します。)

■祝日別途、週休2日制
日曜+他1日+祝日となり、週休2日とは別で祝日がお休みになります。
つまり、週に1日祝日がある場合、その週は週休3日になるということです。

1年間に祝日は16日間。 ※振替休日の有無等により多少増減します。
週休2日×年間52週+祝日16日となり、年間休日は120日以上となります。

■半日×2日を1日と換算とする週休2日制
調剤薬局の場合、門前医療機関との兼ね合いで、
例えば、木曜午後・土曜午後がお休みという薬局も多くあります。
開局時間にあわせた勤務となっている薬局もあり、
週休2日といっても、週6日勤務になっており、
木曜午後+土曜午後+日曜休みという場合もあります。

このようにひとことに「週休2日」と言っても、
会社によって休日取得の仕方はそれぞれです。

「こんなはずじゃなかった!」と後から知って後悔しないためにも、
事前に必ず詳細を確認しましょう。

弊社では、面接・見学にキャリアコンサルタントが同行し、
念のため、店舗の方々にも休日の取り方について確認するようにしております。

お気軽にご相談くださいませ。


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