CAREER ADVISOR COLUMN

キャリアアドバイザーコラム

医師のキャリア形成を考える ~超高齢社会・人口減少の時代を生き抜くために~

キャリアを考える

これからの時代に描く、自分らしいキャリアパスとは!?

一昔前の日本では、医学部卒業後ほぼ全員が医局に属し、
多忙な毎日の中で、組織の一員として流れに身を任せていれば何とかなっていました。
「最初から大学医局に入局しない」「退局する」ということがとても特別なことで、
ともすれば、異端児という位置づけだったように思います。

しかし、そんな時代はとうに終わり、
「自分で切り開く=自己決定」が必要な時代に突入している今、
多くの先生方が「自分らしいキャリアを描く」ということに対して
「いつ」「どのように」すれば良いのか?
悩みやとまどいを感じていらっしゃることを日々のお手伝いの中で感じています。

私が今まで担当させていただいた先生にも、

 ◎流れで大学医局へ入局しているが、このままで良いとは思っていない。
  大学での昇進などにも興味が無く、どちらかといえばずっと臨床に関わっていたい。
  でもこれから自分が何を叶えたいのか、漠然としていて、求人を見てみたがピンと来ない。
  また退局して失うのももあると思うと、踏ん切りもつかない―

 ◎急性期の最前線でスキルを身に付けてきたが、
  どこかやりきった感覚があり、このままで良いのかと考え始めた―

 ◎大学医局に入局せず、研修先も自分で決め、専門科を極めたくここまでやってきたが、
  今の時代、専門科だけを極めるスペシャリストのままで良いのか?
  とはいえ、ジェネラリストに転向することも、
  今まで培ったスキルを失うような気がして不安が大きく、
  悶々としながら、時間だけが過ぎてしまっている―

 ◎今の病院に満足しているが、残業も当たり前の環境であり、家庭を犠牲にしている日々。
  子供の相手もまともに出来ない毎日で、奥様からの風当たりもきつくなってきた。
  もう少し家庭も大切にして、オンオフを切り替えた働き方をしたいと思うものの、
  そのような職場がどんなところなのか、そこで自分が満足できるのか、不安が大きい―

 ◎年齢的に体力の限界を感じるようになり、そろそろ仕事のペースを落としたい。
  でも子供が医学部に通っており年収を下げることができない。どうすればよいのやら―

 ◎現職場の経営者と考え方が合わず、どこかに転職したい。
  しかし、次のところでも同じようなことが起こるかもと思うと踏み出せずにいる。 
  求人サイトを見ても、経営者の人柄や考え、自分が求められることがイマイチ分からず。
  結果、高条件の求人ばかりに目を取られてしまっている―

 ◎将来開業を考えているが、その準備に向けた転職をしなければと思うものの、
  自分が本当に必要なことが何か、分かっていないまま時間が経過している―  

などなど、多岐に及ぶ、さまざまなお悩みを抱える先生がいらっしゃいます。

どのようなキャリア変更だったとしても、
【得るもの】【失うもの】があるのが現実です。

ただこの【得るもの】【失うもの】が、先生ご自身にとってどの程度重要なものなのか?
そこが一番のポイントになるのだろうと思います。
この部分は、各先生のご状況により全く違う部分であり、
私たちが先生とお話を進める中で、必ず整理をさせていただく点です。

また先生のご専門、ご年齢や経験により、
これから迎える「超高齢社会・人口減少時代を生き抜く」ために
身に付けておくべき内容やスキル、また選ぶべき職場のタイプも大きく異なります。
今後、取得したい資格などにも関わりますので、
その視点も加えなければなりません。

これらのことからお分かりの通り、医師という職業は、
他の医療介護職に比べても多様なキャリア形成の選択肢があり、
だからこそ、次のステップを切り開くときにも
さまざまな悩みや迷いがついてまわるものです。
また、検討の末、今を継続するという選択も十分有り得るでしょう。

私たちCBキャリアでは、このようなお悩みに寄り添い、
先生ご自身が納得感を持って次のステップに進むことができるよう、
「あなた以上に、あなたのキャリアを考える」をコンセプトに
先生方のキャリア形成のお手伝いをしています。

ご自身のキャリアにお悩みの先生方
転職をするしないにかかわらず、まず私たちにお気軽にご相談ください。
心よりお待ちしています。


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