CAREER ADVISOR COLUMN

キャリアアドバイザーコラム

好条件提示を獲得する人が心がけている3つのこと

転職

好条件提示を獲得する準備は、「面接前から」始まっています

今までに多くの医療従事者の方の転職サポートを担当させていただいた中で感じるのは、
ご本人の希望、相場、ご入職先の法人の規定を超えて良い条件を勝ち取る方々には

「面接前からの準備で成功している」
という共通点があるということです。

そのような皆さまが、一体何をしているのか・・・
こっそりお話しをいたします。
ポイントは、いかに法人側から「この方と一緒に働きたい」と思っていただけるか、
でしょうか。

1. 給与や休日などの条件面以外の志望動機を準備する

面接で聞かれる「志望動機」への答えについて
まずは同じ法人へ応募された方お二人を事例A、Bで比較をしてみましょう。
 
 事例A)家から通勤が便利で、土日がお休みなので応募しました。
 事例B)ホームページで〇〇という理念を拝見し
     私自身の考えていることと同じで感銘を受けました。
     長期的に自分の経験も活かしながら勤務させていただけると思い、
     志望をしました。

いかがでしょうか?
明らかに事例Bの方が、志望度が高く感じられ、好印象ですね。
自分自身がが採用する側だったら、と考えてみると分かりやすいと思います。

ホームページに書かれている理念や法人の方向性
また院長・社長などの代表者の方の考え・経歴などを出来る限り調べて、
しっかり準備をしましょう。

2. 履歴書には志望動機を記載する

条件面以外の志望動機が準備できたら
その内容を履歴書の志望動機に記入しましょう。

履歴書の志望動機は、絶好の「アピールの場」です。
空欄や一言きりでは、あまりにももったいないです。

しかも、履歴書は口頭で答えるのとは違い、形として残ります。
面接者と決裁者が違う法人では、履歴書は決裁者に直接アピールができる非常に有効な手段です。
また面接後に条件を決める際は必ず履歴書を見るはずですので、
改めて好印象を持っていただくチャンスでもあります。

3. 面接時の服装と立ち居振る舞い

人の印象は会ってから5秒で決まる、と言われています。
それほど、服装や表情、立ち居振る舞いは大切です。

まず服装について考えてみましょう。
どんなに経歴が立派な方でも、採用するのは法人です。
ジーパンやTシャツのようなカジュアルな服装は避け、ジャケットを着用しましょう。
華美にならない程度で清潔感を感じる、
スーツの方の横にいてもおかしくない格好とお考えになると、
良いかもしれませんね。

立ち居振る舞いについては、
私の経験上、あまりご自身の素を隠して面接をしても、
そのままずっと働き続けることは難しいので、
横柄な態度や物言いでなければ、ある程度個性があっても良いのかなと思います。

ただ「笑顔」と「面接前後は立ってお礼・ご挨拶」
この2点だけは、忘れずにやってみてくださいね。
面接時の注意点については、また次回、詳しく書いてみようと思います。

3つのちょっとした心がけで
「好印象=少しでも良い条件を提示いただく可能性がある」のです。

法人側に「この人を是非欲しい」と思わせることができるよう
面接前の準備から始めてみましょう。


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