面接時の服装＝応募先法人側が先生の”本気度”を感じ取る大きな指標

一昔前に比べて、医師数の増加で転籍市場も徐々に厳しくなりはじめたものの、
いまだ募集も多く、引く手あまたともいえる職業が「医師」です。

確かに、業務の上ではスキルや経験が大切ではありますが、
ここ最近は、対患者・家族対応などを視野に【人間力】を見られる面接も増えており、
その指標の一つが面接時の服装です。

あまり深く考えず、ポロシャツなどのラフな服装で面接に臨む医師もいらっしゃいますが、
いわゆる人気の法人や人柄重視の採用をする法人を中心に、
その先生がどんなに立派なご経歴をお持ちだとしても「当院のカラーに合わない」と、
面接で不合格にされることも、段々と増えてまいりました。

だからこそ「面接時の服装・身だしなみ」は、
【第一印象を左右する】とてもとても大切な要素なのです。

では、応募先の法人側が先生の本気度を感じ取る服装・身だしなみとは、
具体的にどのようなものでしょうか？

【男性医師の場合】ジャケット着用
　⇒無難な服装は紺や黒のスーツです。
　　ただ、普段スーツを着慣れない、もしくはお持ちでないというご理由で、
　　スーツを避けたいという先生も多いように感じます。

　　もしもスーツを避ける場合でも、真夏以外は原則は「ジャケット着用」です。
　　デザイン性がありすぎたり、華美なジャケットを避けていただければ、
　　ジャケットを着るだけでフォーマルな印象を与えることが出来ます。

　　シワになっていないか、汚れていないかを確認し、悩むようであれば、
　　事前にクリーニングに出しておくと安心ですね。

　⇒とても暑いシーズン（クールビズの時期）は、ジャケットは無くても問題ありません。
　　ただし、その分ワイシャツやネクタイには、細心の注意を払いましょう。

・ワイシャツ
　⇒原則は白です。
　　面接というフォーマルな場ですから、カラーシャツは避けたほうが無難でしょう。
　　着用前に、首回り・袖周りの汚れがないかを確認し、アイロンをかけておきましょう。
　　ワイシャツも、不安があれば、事前にクリーニングに出しておくことをおすすめします。

・ネクタイ
　⇒若い先生は、最近はやりの黄色やピンクなど、明るめの色でも良いかと思います。
　　ただ、落ち着いた印象を与えるためには、紺が無難です。
　　ネクタイは、色味や柄で相手に与える印象が意外と変わるものです。

　　例えば色味で見てみると、「赤系‥積極的・リーダーシップ」
　　「黄系‥好奇心旺盛・ポジティブ」「青系‥聡明・知的・爽やか」

　　柄では「ストライプ‥爽やか・知的」「ドット‥上品・格式高い」などの
　　印象を与えると言われています。
　　先生が応募先にどのような印象を与えたいかにより、選んでみるのも良いかもしれません。

・ズボン
　⇒スーツを避けたい先生の場合、スラックスもしくは無地の綿パンが無難でしょう。

【女性医師の場合】スーツ、もしくはセットアップ
　⇒イメージとしては「スーツの男性の横に立っておかしくない服装」です。
　　男性と同様に、紺色・黒のスーツが基本ですが、
　　女性の場合は、ベージュなども華やかさが増して良いのではないでしょうか。

　　女性の場合は、スカート・パンツスタイルで悩まれる先生も多いですが、
　　どちらのスタイルでも問題はございません。
　　ただし、椅子に腰かける際、スカート丈が短くなりすぎるものは避けましょう。

・インナー
　⇒基本は白のブラウス・カットソーなどが良いと思います。　
　　レースやビーズ、フリルなどは、ワンポイント程度であれば華やかさが増しますが、
　　過度な装飾がついたものは、少々上品さに欠けると見られる可能性もあるため、
　　避けたほうが無難です。

　　清潔感と上品さを心掛けて選んでいただけると良いかと思います。

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いかがしたでしょうか？
少しでも先生方のご転職活動の参考になりましたら幸いです。

ちなみに、服装以外にも、

◎髪型・・・寝癖、フケはないか？長すぎないか？
◎爪　・・・切り忘れて伸びていないか？ネイルは厳禁
◎臭い・・・タバコや汗の臭い
◎メイク（女性医師の場合）・・・派手すぎないか？ラメなどでキラキラしていないか？

なども、大切な要素です。

服装にも身だしなみにも気を配ることで、
まずはご興味をお持ちの先から内定を勝ち取っていただきたいと思います。