都市部から地方、地方から都市部への転職
地方で働いている場合、年収が都市部に比べてかなり高くなる傾向にあります。
そこで良縁に恵まれ、そのままその土地に残ることを選択する方もいらっしゃいますが、
多くの方は、いずれは地元に帰ること想定しているのではないでしょうか?
しかし、その地元が都市部だった場合、
地方から都心部への転職ということで、
年収が少なくて50万円、大きいと300万円も下がってしまうケースもあります。
しかし、ここまで大きく年収が下がってしまう転職は、
これまでの生活レベルを下げることにもなり、難しいものがあることでしょう。
地元に戻りたくても、年収を下げることができず帰るに帰れない・・・
そんなお話を伺うこともあります。
求人はタイミングに大きく左右されるため、
都市部でも高額の求人が出てくることもなくはないですが、
今後の薬局の経営の厳しさを考えると、
ご希望エリアでは数年間、希望の求人が出てこないことも想定されます。
では、そのような中で年収をなるべく下げずに転職をするには、
どうすればよいのでしょうか?
一つの方法ですが、
もし、自らのタイミングやご希望エリア(都市部周辺)での転職を強く希望されるのであれば、
経営者に『必要な人材・欲しい人材』だと思せることです。
特に経営者としての視点を身に着けた方は、
次の転職でも社長の右腕などの存在として活躍することも想像でき、
既存の求人とは別に採用を検討いただける可能性もあるため、
年収の維持も行いやすいというメリットがあります。
そういった意味では、地方に働きに出られる際も、
一般の勤務薬剤師としてただお金を稼ぐために働くのではなく、
その後の自分自身の力となるような活動や、知識を蓄えると良いでしょう。
さらに言えば、地方に転職をお考えの方は、ただ給与が高額だからという理由ではなく、
「そこでどのような力をつけることができるのか」という視点も持ち、
転職活動するとことをおすすめします。
知らない土地なので、ご自身の情報収集だけでは足りない部分もあるかと思います。
その際は、ぜひ一度コンサルタントに相談してみてください。