調剤薬局では、もちろん規模にもよりますが、
想像以上に狭い世界で業務をすることになります。
CBキャリアでは、ご転職のお手伝いの際には、
通常の募集要項(勤務時間や休日、年収、応需科目、処方箋枚数など)に加えて、
できるだけ実際にご勤務された時のイメージを掴んでいただけるように、
その店舗の人数構成や男女比率、年齢構成などの情報や、
ご案内している法人がどのような方針で運営されていて、
現場の薬剤師に何を求めていらっしゃるかなども情報としてお伝えするようにしています。
加えて、ご入社後に「こんなはずではなかった・・・」ということにならないよう、
ご面接と合わせて店舗見学を必ずお薦めしています。
今回は、調剤薬局の店舗見学で、ご確認いただきたいポイントを紹介します。
STEP1 調剤室の作業環境の確認
作業スペースの広さ、薬剤師の人数を考慮して、
調剤室の中で何名が作業するのかをイメージしてみると良いでしょう。
また、患者様が来られて処方箋を受け取ってから薬剤師がどう動いているのか?
いわゆる動線を確認すると、調剤~監査の流れが掴みやすくなります。
薬剤棚の並び順も、これまでご自身が勤務されたところとの違いを確認しておきましょう。
STEP2 設備の確認
分包機など機材が何台あるのか、
またご自身が使ったことがあるものなのかどうかを確認しましょう。
そして、電子薬歴システムはどんなシステムを使っていて、
薬剤師人数に対して何台準備されているのかもポイントです。
台数が少ないと薬歴入力待ちが発生してしまう可能性があるからです。
その他、監査システムの有無や在庫管理についても確認しておきましょう。
監査システムが導入されている方が安心ですし、未導入ならば、
患者様が立て込んだ時でもしっかりと監査できる人員体制かどうかを確認しておきます。
また、在庫管理は基本的に管理薬剤師の方が主としてされているケースが多いですが、
システム画面を見せていただけると、どの薬剤がよく出ているのか、
また逆に分錠対応が必要なケースはあるのか、
あれば頻度はどうかなども合わせて確認することができますね。
最後に、設備とは少し違いますが、休憩室なども見せていただいておくと安心です。
STEP3 働いている薬剤師から話を聞く
第一の目的は、情報を得ると同時に、
ともに働く人と言葉を交わすことで職場の雰囲気をくみ取ることです。
具体的には、薬剤数やよく出る処方、門前があればドクターとの関係性、
患者への接し方、最終患者の連絡有無、シフト調整方法、休憩の取り方、
勉強会有無や頻度、かかりつけへの意識程度、在宅の具体的内容と担当割り振りなどをお聞きします。
そのお話をしてくださる方のお人柄を、
また、在籍されている方同士の会話をお聞きしながら職場の雰囲気を汲み取ってみてください。
+α 店舗見学で対応する薬剤師は見学対応のプロではない、だからこそアドバイザーを頼る
店舗見学でお話をしてくださる先方の薬剤師の方は、
見学対応に慣れた方ばかりではありません。
時には、本当に店舗を覗いただけという見学に終わってしまう可能性もあります。
だからこそ、CBキャリアでは私たちキャリアアドバイザーが同行しているのです。
また、上記のポイントをすべてご自身で確認するのはなかなか難しいものです。
だからこそ、私たちCBキャリアのアドバイザーを頼っていただければと思います。
店舗見学とは、ご自身がその場所で働くイメージを掴んでいただき、
納得・安心して転職をお決めいただくための重要な工程です。
有意義な店舗見学になりますよう、CBキャリアはしっかりとあなたをサポートいたします。
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キャリアアドバイザーに相談をする
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