人工知能(AI)の記事を目にしない日はない昨今、
フィンテック(金融×IT)、アドテック(広告×IT)、エデュテック(教育×IT)等々と並んで、
「医療×IT」にも注目が集まり始めています。
一方で、AIの導入と聞くと、単に労働力の置き換えと考えがち。
ただ、個人的にはAIの導入が「プロのあり方」を変えるのではと想像しています。
病気や患者さんの症例、医薬品に関する高度な知識を有すること、
もちろん、プロとして素晴らしい価値を生み出すものだと思います。
ただ、こういった情報の蓄積はまさにAIの得意分野。
もし、情報の蓄積“だけ”がプロとしての価値なのだとすれば、
今後、AIに取って代わられる可能性があるかもしれません。
米国でも、フィンテック(金融×IT)の導入で、大手証券会社では、
15年、20年前には数百人いたトレーダーが、
今ではたった数人で同様の業務を行っている、といった話もよく耳にします。
医師にせよ、薬剤師にせよ、情報の蓄積は得意なAIに任せ、AIではできない、
傾向や平均、合理性だけにとらわれない、人間的な血の通った
診察やアドバイスやカウンセリングで価値を生み出さなければ、
生き残れないということなのだと思います。
手前味噌ですが、これは私たちキャリアアドバイザーも同じです。
AIには、「下した決定の説明ができない」と言います。
つまり、これまでの傾向からそう判断した、からです。
一方で、人には「納得感」がとても大切です。
「A病院に転職するべきか、B病院にすべきか・・・」
もちろん正解はありませんが、「納得感」はそれに等しく、また「満足感」の元となるものです。
弊社コンサルタントは、単なる知識の蓄積ではなく、
納得感や満足感につながるお手伝いを心掛けています。
ぜひお気軽にご相談ください。